大学入学共通テストに7種類の英語の民間試験が利用できることは多く人が知るところとなりましたが、その7種類の検定はいったいどのようなものなのか知っていますか?
私は子どもが英検とGTECは受験をしたことがあって、私自身TOEICの勉強をしたことがあるので、この3つの検定はすこし馴染があるのですが、他の検定はよくわからない???というのが正直なところです。
おそらくわが家では英検で受験することになるとは思うのですが、可能性を探って7つの検定を調べてみました。
4点のポイントを探っていきます。
- 対象者・目的
- 費用
- 会場
- 対策のしやすさ
なお、素人のため検定の問題の内容には言及しませんのでご了承くださいね。
大学入試センターのWEBを参考にしています。
→「大学入試英語成績提供システム」の参加要件確認結果について
上記のサイトに掲載されている順に紹介したいと思います。
初回はケンブリッジ英語検定です。
ケンブリッジ英語検定
ケンブリッジ英語検定の対象者・目的
ケンブリッジ大学英語検定機構のWEBサイトによると
学習者が実生活のさまざまな状況でのコミュニケーションのために英語をどのように使うことができるかを評価できるように設計
されているそうです。受検者は世界130ヵ国でおよそ年間550万人に上り入学試験、留学・仕事と様々なシーンで利用されています。
CEFRの測定領域:A1~C2
幅広いレベルに対応していますが、レベル別に試験が何種類もあるので自分に合ったレベルの試験を選ぶことが必要です。公式サイトにどの試験を受ければよいのかがわかるレベルチェックテストがあります。
★★★★★
高校生という対象者・大学入試という目的ともに問題ないと思います。
ケンブリッジ英語検定の費用
9720円~25380円(受験する試験のレベルによる)
★★☆☆☆
検定料が25380円のProはCEFRC1~C2なので、そこまでいらない場合はもう少し抑えられるかも。
ケンブリッジ英語検定の会場
大学入試センターの資料によると
北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄
で行われるようですが、具体的にどこで行われるのか公式WEBサイトを見ても非常に分かりにくいです。北海道の受験地がニセコなのにも驚きました。
★☆☆☆☆
WEBサイトが英語なので会場をさがすのも一苦労です。
ケンブリッジ英語検定の対策
Amazonの対策本を検索した結果20件i以上がヒットしました。少ないですね。過去問はWEBサイトで公開されていませんし、手に入れるのが難しそうです。
★☆☆☆☆
対策も難しそうです。英会話スクールで対策講座あるようですね
ケンブリッジ英語検定のまとめ
総合点 9点/20点
試験はレベルに合わせて7種類。
レベルに合わせて選ぶことになりますが、身近な検定ではないのでここからまずハードルが高いですね。
申し込みが公式WEBからできるのですが、英語のサイトでした。しっかり申し込みをして大学入学共通テストに利用する手続きがちゃんとできるのか私は自信がないです。
もし受験するとしたら、河合塾などで受験すると安心かも。
→ケンブリッジ英語検定 ~国際標準の英語4技能検定~ | 大学受験の予備校・塾 河合塾
費用が掛かることはもちろんですが、日本の高校生の検定としては一般的ではないので対策、申し込みなどかなりハードルが高いように思えます