2020年からセンター試験に代わって始まる大学入学共通テストですが、センター試験との大きな違いは主に2つです。
- 国語・数学で記述式の問題を導入
- 英語民間試験を導入
特に英語民間試験は選ばれた7つの検定から受験生が自分で好きな検定を選んで受験することができるため注目が集まっています。
受験生としてどの検定を受けたらよいか迷ってるあなたに7つの英語民間検定を大解剖します。
保護者の視点で7つの民間試験を独断で採点しました。素人なので学問的な試験内容はよくわかりません。ご承知おきくださいね。
受験生(保護者)として気になる4つのポイントを5点満点、計20点満点で採点してみました。
- 対象者・目的
- 費用
- 会場
- 対策のしやすさ
比較をする際は国大協のサイトを参考にしました。
https://www.dnc.ac.jp/news/20180326-02.html
大学入学共通テストに使える7つの民間試験とは
7つの民間試験を特に気になる検定料とスピーキングの採点方法をともに紹介します。なじみのあるものもないものもあります。そして、検定料・・・。
検定 | 検定料 | スピーキング |
ケンブリッジ英語検定 | 9,720~25,380円 | 面接 |
TOEFL iBTテスト | 235米ドル | 録音 |
IELTS | 25,380円 | 面接 |
TOEIC | 15985円 | 録音 |
GTEC | 6700~9720円 | 録音 |
TEAP | 15000円 | 面接 |
英検 | 5800~16500円 | 録音OR面接 |
ケンブリッジ英語検定
テストの内容自体はいいのかもしれませんが、検定料の高さと会場の少なさがネック。
総合点 9点/20点
詳しくは
TOEFL iBTテスト
英語圏への留学が目的の検定。検定料も高い。
総合点 8点/20点
詳しくは
IELTS
費用が高いし、パスポート必須です。難易度も高め。
総合点 8点/20点
詳しくは
TOEIC
なじみのある検定ですが、Writing&Speakingの試験会場が少ないのが気になります。
総合点 10点/20点
詳しくは
GTEC
CBT以外は公開会場無し。受けたくても受けられない可能性も?
総合点 11点/20点
詳しくは
TEAP
大学受験に利用するには良いテストですが、情報があまりありません。
総合点 11点/20点
詳しくは
英検
なじみがあり対策がしやすい。詳細が決まっていないのが不安点。
総合点 15点/20点
詳しくは
まとめ
今回は7つの検定をまとめてみましたが、本当にそれぞれ個性的な検定でこの中からどれを選ぶかというとある程度絞られてきますね。
GTECを選択する方も多いかもしれませんが、やはり公開会場の無い検定というのがどうしても引っかかってしまうのですよね。今のところうちの息子も希望したとしても受験できる保証がないわけで。(学校が検定実施をしてくれるかどうかは今のところ全く分かりません)
採点はあくまで目安としてひとりひとりの受験生がご自身に一番合った検定を受験できることを祈っています。
大学入学共通テストまとめ。英検・GTEC・記述問題はどうなるの?