大学入学共通テストで利用できる英語民間試験を保護者の目から採点します!
今回は4回目でTOEICです。ビジネス英語の検定としてとてもメジャーで主に社会人や就職活動を控えた大学生が受験するイメージですが、大学入試としてはどうでしょうか?
今回も4点のポイントを中心に探っていきます。
- 対象者・目的
- 費用
- 会場
- 対策のしやすさ
あくまでもTOEICを高校生が大学入試のために受検するという視点での採点となりますのでご了承くださいね。
TOEIC L&R S&W
TOEIC L&R S&Wの対象者・目的
知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定します
とのことです。学生や大学入試も対象に入っています。
CEFRの測定領域: A1~C1
1種類のテストで幅広い能力が測定できるのは受検者としてはありがたいですね。
★★☆☆☆
対象外ではないけど、ビジネスよりですよね。
TOEIC L&R S&Wの費用
L&R:5,725円 S&W:10,260円
計15985円
L&RとS&Wの両方の受験が必須です。
★★☆☆☆
複数回受けることを考えると負担は少なくない。
TOEIC L&R S&Wの会場
大学入試センターの資料によると
L&R:全都道府県
S&W:北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、 四国、九州、沖縄
S&Wも必ず受けなければならないのですが、公式WEBページからは東北は宮城のみ沖縄・四国の会場は見つかりませんでした。
★★☆☆☆
日本語なので探しやすいけど、会場少ないな~。
TOEIC L&R S&Wの対策のしやすさ
Amazonの対策本を検索した結果12000件以上がヒットしました。過去問はWEBサイトで公開されていませんが、対策はしやすいと思います。
★★★★☆
対策講座などもたくさんありますね。お金はかかりそうですが。
TOEIC L&R S&Wのまとめ
総合点 10点/20点
試験の情報が多いので対策しやすそうですね。ただ、どうしてもビジネス英語なので単語をにしても一般的に高校生が学習する領域を外れているような・・・。
先日の北海道胆振東部地震の際は札幌会場の試験は延期ではなく、中止返金の対応になりましたが、大学入試で利用する場合どうするんでしょうかね?
ビジネス英語を大学入試に使うの?