大学入学共通テストで利用できる7つの英語民間試験(ケンブリッジ大学英語検定・TOEFL iBTテスト・IELTS ・GTEC・TOEIC・TEAP・実用英語技能検定(英検))を紹介しています。
今回はTOEFL IBTテストを紹介します。
今回も4点のポイントを中心に探っていきます。
- 対象者・目的
- 費用
- 会場
- 対策のしやすさ
あくまでもTOEFL iBTテストを高校生が大学入試のために受検する場合という視点での採点となりますのでご了承くださいね。
TOEFL iBTテスト
TOEFL iBTテストの対象者・目的
TOEFLのWEBサイトによると
英語圏留学への重要な足がかりとなります。
とのことです。対象として
大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定します。
となっています。私の周りでも留学を目指す大学生が受験していました。
CEFRの測定領域:B1~C1
東大の出願資格A2より高いレベルから測定できます。あまりに点数が低いと測定不能になる可能性も?
★★☆☆☆
高校生が入試で活用するのには目的も難易度も少しずれている気がします。
TOEFL iBTテストの費用
235米ドル
試験は1種類なので費用もシンプル。でも米ドル。
★☆☆☆☆
為替にもよるかもしれないけど高い!というか米ドルって!?
TOEFL iBTテストの会場
大学入試センターの資料によると
北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄
で行われるようですが、具体的にどこで行われるのか公式WEBサイトを見ても非常に分かりにくいです。大学の斡旋で受験することが多いのでしょうか?
★☆☆☆☆
WEBサイトを見てもどこで行われているのか地域(関東・近畿など)しか見つけることができませんでした。
TOEFL iBTテストの対策
Amazonの対策本を検索した結果7000件以上がヒットしました。少々お高めですね。
公式サイトでは過去問もダウンロードできるようです。
テスト準備プランナーやアプリなど多彩なテスト対策が用意されていますね。
★★★★☆
教材には困らなそう。
TOEFL iBTテストのまとめ
総合点 8点/20点
費用が高い!大学生が留学のために使うイメージ。試験の対策はいろいろとできそうですが他の科目も勉強することを考えると手が回るのかどうか。試験時間3時間以上も辛いのでは?
知り合いの国立大学生が受験していましたが、とても難しい上に試験時間が長いので疲れると言っていました。
対策も難しそうだし高校生が受験するには向かないのではないでしょうか?