2020年度からの大学入学共通テスト。
英語民間試験と国語と数学の記述問題の導入が目玉の入試改革です。
東京工業大学では英語民間試験を出願資格と加点で利用するとしていましたが、この度加点の配点の詳細を発表しました。
→東京工業大学(東工大)は出願資格+加点<新テストの英語民間試験>
東京工業大学の英語民間試験加点の配点
東京工業大学は英語民間試験を出願資格としてA2以上を求めています。
さらに、個別試験の英語の試験150点のうち、筆記試験120点・英語民間試験30点という配点をしています。
2021年度東京工業大学入学者選抜について(予告)(第2報) | 新着入試情報 | 東京工業大学 高校生・受験生向けサイト
30点の内訳は次のようになっています。
C1・C2:30点
B2:25点
B1:15点
A2:5点
A1:出願資格なし
どれくらいの難易度なのか英検の合格レベルで見てみるとこんな感じです。
C1:英検1級
B2:英検準1級
B1:英検2級
A2:英検準2級
A1:英検3級
大学入学共通テストの英検は1級の 設定がありませんが、30点の加点を得るには英検1級程度の英語力が必要ということになります。
かなりのハードルの高さですね。
現実問題とすると
英語が苦手:A2の出願資格を確実にとる
英語は普通:B1の15点加点を狙う
英語は得意:B2の25点加点を狙う
という感じでしょうか?
個別試験は全教科の合計が750点満点でその中の30点になります。
東工大の 国語の記述式問題の配点は50点
英語民間試験の配点と合わせて国語の記述問題の配点も発表されています。
共通テストの国語、マーク式200点に記述問題50点を加算し、250点としそれを200点に圧縮して利用するようです。
自己採点が難しい国語の記述問題が採用されることで出願に影響が出るか気になりますね。
東京工業大学の英語民間試験の配点まとめ
東京工業大学はさまざまな改革を積極的に進めているように見えますね。
東大が出願資格A2以上で場合によっては証明書の提出も可能なので、東大のみを受検する場合は英語民間試験を受けなくてもOKです。
しかし、東工大も受験する可能があると加点まで考えて英語民間試験を受検しないといけませんね。
英語民間試験の導入でこれまで以上に受験準備が必要になりそうですね。
→共通テストの英語民間試験、受験期間とCEFRの確認を【東工大を例に】
→国立大学の授業料、ついに独自値上げの時代に?<東工大値上げへ>
→東京工業大学(東工大)は出願資格+加点<新テストの英語民間試験>
東京工業大学についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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