英検の2018年第3回検定の出願が始まっていますね。
2019年から英検が大きく変わるため、2018年第3回検定を受けるかどうか迷っている方も多いかと思います。
2018年と2019年の違いを整理しながらどちらを受検したらが良いのか考えていきたいと思います。
英検2018回年第3回検定
2種類の英検があります
従来型の英検と英検CBTのみ
(英検CBTは毎月実施されていますが、会場が限らているのと受検は先着順となっていますので注意が必要です。)
従来型の英検は大学入学共通テストには利用できません。
受検級・検定料
従来型英検
1級:8,400円
準1級 :6,900円
2級:5,800円
準2級: 5,200円
3級 :3,800円
4級 : 2,600円
5級 :2,500円
(本会場の場合。)
英検CBT
2級:7500円
準2級:6900円
3級:5800 円
2019年英検
3種類の英検
・従来型英検
・英検2020 1 day S-CBT
高校2年生限定で受験できる・大学入学共通テストに利用できる
・英検CBT
大学入学共通テストに利用できる
2019年の英検について詳しくはこちらをご覧くださいね。
→2019 年度 英検 新方式 実施概要<高2から大学受験は始まる!?>
受験級・ 検定料
従来型の英検で値上げが発表されました。詳しくはこちらをご覧くださいね。
→通常の英検が2019年度から値上げ。受験者が増加したため?
従来型英検
1級 9,500円 (現在8,400円)
準1級 7,600円(現在6,900円 )
2級 6,500円(現在5,800円)
準2級 5,900円(現在5,200円)
3級 4,900円(現在3,800円)
4級 3,600円(現在2,600円)
5級 3,000円(現在2,500円)
英検2020 1 day S-CBT
準1級:9800円
2級:7500円
準2級:6900円
3級:5800 円
英検CBT
準1級:9800円
2級:7500円
準2級:6900円
3級:5800 円
採点の変更
2019年から採点方法に変更があります。
WritingとSpeakingの採点でAIが利用されるようになります。
従来の採点と誤差はあまりないとしていますがどうなることか・・・。
詳しくは英検のHPをご覧くださいね。
2019年の英検について詳しくはこちらをご覧くださいね。
→2019 年度 英検 新方式 実施概要<高2から大学受験は始まる!?>
英検を受けるなら2018年?2019年?
大きな変更があるようですが、では2018年の英検を受検した方が良いでしょうか?
それとも2019年の試験を受けた方がいいでしょうか?
現在の学年や大学受験利用するかどうかによって変わってくると思いますので各自しっかり確認することが大切ですね。
英検CBTは会場が少なく、定員も少ないので今回は除いて考えています。
現在高2
大学入試に利用する予定はない
そもそも大学受験に英検を利用しないのであれば受験する必要ないですね。この時期に英検の勉強をするくらいなら、大学受験の勉強を進めた方がいいと思います。
もし実力の確認のために受検するのであれば、受験料が安く混乱の少ないであろう2018年のうちに受検した方がいいかもしれませんね。
大学入試に利用する予定がある
ただし大学入試で英検を使えて、有利に活用できるなら利用しない手はありません。
大学によっては1年以内とか2年以内の検定という指定があるので、志望する大学の受験要綱をよく読んで決めるといいと思います。
出願要件に利用するだけで、2018年度の試験でその要件がクリアできそうなら、検定料の安い2018年度に受けるのがいいと思います。
スコアによって加算されるまたは出願要件を満たす実力がまだないのであれば、勉強を重ねて2019年度に受検するのがいいですね。
浪人したときのために大学入学共通テストで使える英検を受けようと思ったら、「英検CBT」一択ですね。
英検2020 1 day S-CBT は残念ながら高2生(現高1)限定なので受験できません。
現在高1
まだはっきりとは分かっていませんが、国立私立を問わず多くの大学で英語民間試験を入試で活用するようです。
この流れを考えると大学入試を考えているなら英語民間試験を受けておいた方が無難かな?と思います。
さて、いつ受けるかということになると2018年度・2019年度とメリットデメリットがありますのでよく検討する必要があります。
練習・実力を見るために受検
実際に大学受験に利用できるののは高3の2回のみです。
その前に練習をしたいとか現時点での実力を見たいということであれば、検定料の安い2018年度に受検するのがいいと思います。
ただし、2018年度の受験したものは大学入学共通テストには利用できません。
また、1次試験に合格しないと2次試験に進めないので、1次試験で不合格になった場合はCSEスコアからCEFRのレベルを算出することができません。
できれば合格はできなくても2次試験には進めるレベルの級を受験することをお勧めします。(CEFRはCSEスコアで判定するので級の合否は関係ありません。)
CSEスコアについて詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいね。
練習と高2の結果を特例として利用を考える場合
従来型の英検は大学入学共通テストには利用できないので、大学入学共通テストに利用できる「英検2020 1 day S-CBT」で練習したい場合は2019年度に受検するといいと思います。
「英検2020 1 day S-CBT」であれば1次試験の結果に関わらず全員が2次試験を受験することができるので、CSEスコアからCEFRのランクを算出することができ、大学受験に利用する時の目安を確認することができます。
特例として高2の時に受検した英検が利用できますが、「英検2020 1 day S-CBT」なら利用できます。(従来型は利用できません)
高2で受験した民間試験が大学入学共通テストで利用できる特例についてはこちらをご覧くださいね。
→英語民間試験、高2の成績も利用できる?その条件は?<大学入学共通テスト>
現在中3以下
現在中3以下の学年は2018年の英検も1019年の英検も大学入学共通テストに利用することはできません。
2019年から大きく制度が変更になり、自動採点なども導入されることから言い方は悪いですが、2019年度の英検は試行テストの意味あいが強い気がします。
検定料を出してテストに協力するのもなんなので、できれば受験料の安い2018年度のうちに受検しておいた方がいいかな?と思います。
試験までまだ1か月以上ありますので今からしっかりと対策すれば間に合いますよ。
英検2018回年第3回検定まとめ
長々と書いてきましたが、大学受験に利用する予定がないのであれば混乱がなく、検定料の安い英検2018回年第3回検定を受験した方がいいかな?
受け付けは12月26日までなので受験する方は忘れずに申し込みをしておいてくださいね。
英検取得までの体験談
リアルな受験体験記・受験情報満載です。私も毎日チェックしています。