大学入学共通テスト奮闘記

ゆるい中高一貫校高校2年生が国公立大学を目指します。

共通テスト浪人生に配慮なし。現高校2年生は浪人できない!?

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高校2年生のお子さんを持つママ友がいます。学年が違うので、同学年のお子さんを持つママには言いづらい話もできるし、1学年先輩なのでいろいろなことを教えてもらうこともできる頼もしい友達です。そんな友達が、暗い顔で話をしていました。

高校2年生はセンター最後の年だから、絶対浪人できないんだよね。しかも、私立大学が軒並み難化してるから、どこですべり止まるか見当がつかないから、多くの学校を受験しなくちゃいけなくて大変だわ(泣)

 うちの息子たちの学年も大学入学共通テスト一期生ということで、情報収集やその対策など負担が大きいですが、その一つ上の学年もまた違った意味で大変な思いをしているようですね。

 

大学入学共通テスト浪人生向けの問題は作成しない

そんな中こんなニュースを目にしました。

www.koukouseishinbun.jp

2020年度(2021年1月)から新たな共通試験「大学入学共通テスト」が導入されるが、移行1年目に浪人生向けの別の問題を作成するなどの配慮はしない方針を大学入試センターが明らかにした。

今の高校2年生と1年生では教育課程は変わらないので、おそらく現高2生が浪人した場合は大学入学共通テストを現役生と同じ条件で受験することになるだろうと思っていましたが、はっきりと発表されましたね。

そこで現高校2年生と現高校1年生が入試改革から受ける影響を考えてみました。

 

現高校2年生と現高校1年生が受ける入試改革の影響

センター試験最終年に受験をする現高2生と大学入学共通テスト初年度に受験をする現高1生のメリット・デメリットを考えてみました。

現高校2年生の場合

 メリット

  • 過去問・対策講座などは豊富にあるので、しっかりと学習すれば結果を出すことができる。
  • 浪人すると不利というプレッシャーがあるため安易に浪人しない

 デメリット

  • 浪人を避けるために志望校を下げる選択をしなくてはならない場合もある
  • 浪人を避けるために全体的に併願が増え負担(対策面・金銭面)が増える
  • 浪人を選んだ場合、現役の時と入試方法が変わるので負担が増える

 

現高校1年生の場合

 メリット

  • 上の学年が浪人を選びにくいので浪人生が減る

 デメリット

  • 対策・情報収集が大変
  • 英語の民間試験が導入されるため金銭的負担が増える
  • 模試の判定が当てにならない可能性がある
  • 試験の内容・手続きなどが例年と違うのでより慎重に対応する必要がある

どちらも大変という点では変わりないかな・・・。たまたま制度の変わり目の学年になってしまっただけでなぜこんなにも苦労しないといけないとかという気持ちもありますが、このような状況をしっかりと受け止めて対策をしていくしかないですね。

 

現高校2年生の入試対策

もし息子が高校2年生だったらどうするか考えてみました。

早く意識をして、行動する。

行動するというところが大事!後がない、絶対的な期限があるというプレッシャーを与えます。

 

志望校をあえて上げる。

普通にしていても志望校はだんだん下がっていくものですが、浪人できないとなるとずるずるとすべり止めのランクをさらに下げないといけません。

そこで、あえて志望校をあげさせます。

本来なら浪人して入学しない学生が入学するため中堅校以下の難易度が上がりそうですが、それならその影響を受けない上位校をあえて目指す!

東大をすべり止めにする人は少ないですよね(笑)

着地点はどこになるかはまあおいておいて今の時点ではとにかく上へ!です。

 

思い切って浪人する。

浪人をすると同じことを2年続けてすることになるので、飽きてきてモチベーションが保てなかったり、油断してしまうという話も聞きます。

しかし、現高校2年生は浪人すると目新しい入試制度に代わるので浪人しても飽きません!

新たなチャレンジをして新鮮な気持ちで入試に臨めばかえっていい結果が出るかもしれません。

浪人生が少ないというもチャンスです。

 

まとめ

うーん、こんな感じかな~?現高校2年生も本当に悩ましいですね。

どちらにしても、この状況を悲観しても仕方がないので、新しい変化に対応する力がつく!!とポジティブにとらえていきましょう!

前述した私の友達のお子さんも「どうしても志望校は譲れない!」と頑張っているそうです。親としてしっかりとサポートできるようこれからも情報交換しようと約束しています。

このブログを見てくれた皆さんともぜひ情報交換がしたいのでこれからもよろしくお願いしますね。 

ただ、やはり特定の学年だけ余計な負担がかかりまくる教育改革には不満が残ります。教育改革は必要だと思いますが、もっと他に負担なく効果的に改革する方法もあったと思います。これからもまだ改善できることは改善してほしいと思いますね。思い切って英語の外部試験の導入はやめるor先延ばしというもありだと思います。最近GTECや英検を受けて強くそう思いますね。大丈夫か~。多分、たいじょばない。けど、誰も責任取らないんだろうな。

 

現高2生の受験対策はかなり早まっているように思えます。

受験は情報戦でもあります。お子さんが勉強に専念できるよう保護者は情報を集めましょう。

特に推薦入試やAOなどの情報は早く情報を集めて対策を立てることが合格への第一歩です。

気になる大学は早めに資料請求しておきましょう。

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