文学部の一部の入試以外で英語の独自試験をやらないという驚きの判断をした立教大学。
英語民間試験が延期になったその後の動きが気になっていました。
また、問題点が次々に表に出てきた共通テスト国語の記述式の扱いについても発表が有ったので紹介します。
立教大学2021年は英語民間試験を活用(文学部の一部試験を除く)
2021年の立教大学の入試では多くの入試方式が行われますが、独自の英語試験は行わず(文学部の一部の試験を除く)、英語民間試験または共通テストの英語試験を利用するそうです。
利用できる英語民間試験
利用できる英語検定は延期になった共通テストに利用できる英語民間試験が中心となっています。
英検
- 従来型
- 英検S-CBT
- 英検CBT
- 英検2020 2days S-Interview
ケンブリッジ英語検定
GTEC
- CBTタイプ
- 検定タイプ
IELTS(アカデミックモジュール)
TEAP(含CBT)
TOEFL iBT
いずれも本学一般選抜の各試験実施月から遡って2年以内に受験し取得したスコアが有効。
とのことなのですでに持っている検定も時期によっては有効です。
GTECのアセスメント版やTOEICは利用できないので注意しましょう。
スコアに関しては
スコアに統計的処理を施し、点数化して合否判定するため、利用する試験によっての有利、不利はなし。
英語外部試験7種が利用できる。何種類かスコアを持っている場合は、複数のスコアで出願可能。※最も高得点に換算されるスコアを合否判定に採用。
立教大学独自の処理がされるようですね。
どのように点数化されるのかは今のところ発表はありません。
共通テストの外国語も利用可能
英語民間試験が受けられなかった場合は共通テストの外国語の受験でもOKです。
英語資格・検定試験のスコアと大学入学共通テストの英語成績の両方の提出も認め、本学独自の得点換算方式に基づき、より点数の高い方を合否判定に採用します。
まだ、一度も行われたことの無い共通テストとと英語民間試験のスコアをどのように比べるのかとても気になりますね。
文学部のみ独自の英語試験を行う
文学部の一部の試験では立教大学独自の英語試験を行います。
さすがは文学部ですね。
立教大学と言うと英語のイメージが強かったので、今回の英語民か試験に丸投げとも言える試験方式にはとても驚きました。
立教大学2021年は共通テストの国語記述問題を利用せず
立教大学では共通テストを利用した入試も実施します。
以前は共通テストの国語は記述問題を利用するとしていましたが、利用しない方針に変更しました。
その理由を
記述式問題そのものの先行きが不透明な状況となったことを受けて
と説明しています。
素晴らしいですね。
立教大学2021年入試まとめ
英語も民間試験は活用するけど、共通テストの国語記述問題は利用しないという着地ですね。
英語民間試験は活用するけれども必須ではなく共通テストでも代用可能ということで、経済的な負担には配慮したことになるのでしょうかね?
ただ、民間試験と共通テストの英語の得点をどのように比べるのか?比べることができるのかとても気になりますね。
共通テストの国語記述式を利用しないのは評価できると思います。採点ミスが後から見つかったら大変なことになりますからね。
他の大学でも見習ってほしいくらいです。
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