2020年からの大学入試改革がまだはっきりとしないことが多すぎる上に、最近の大学入試が複雑すぎてすでにかなり消耗しています。
わが家は地方住まいなので基本、国立大学または地元私立大学を考えていますが、もしかしたら首都圏の私立大学もありなのか!?と最近思いつつあります。
そんな時に興味深い記事を目にしたので紹介しますね。
早稲田大入試に「数学必須化」の波、政経に続き他の文系学部も? | 週刊ダイヤモンド特集セレクション | ダイヤモンド・オンライン
早稲田大学の入試についてもっと詳しく
早稲田大学政経学部の入試改革
以前の発表で、早稲田大学政治経済学部が入試の大きな変更を発表をして話題になりましたね。大きく分けると改革は以下の2つです。
英語の試験で民間試験を利用
大学入学共通ストが必須となります。そのため、英語民間試験も受けることになります。
数学が必須
以前は選択科目だった数学が大学入学共通テストで必須になります。数学のできない生徒はいらないということですね。
詳しくは以前の記事も参照くださいね。
→早稲田大学の入試改革がすごい!? - 2020年大学入学共通テスト一期生が塾なしで大学受験!
他の文系学部でも数学必須化?
記事によると他の文系学部でも数学必須化を検討してるそうです。
社会科学部、商学部、教育学部など他の文系学部も数学必須化の是非について検討を進めているのだ。
社会科学部は近年とても人気を集めているようですね。その学部でも数学が必須となったら受験生の意識はかなり変わってくるのではないでしょうか?
英・国・社に特化した勉強をしていたのでは今後は合格が難しくなりますね。
地方国公立受験組に早稲田併願ルート
うちもそうなのですが、地方にはまだ根強く国公立志向が残っていて、国公立の勉強をしていると、3教科特化の私立大学の受験が難しくなるという現状があります。
私立大学を受験するとなると数レベル落とした大学を受験せざるを得なくなるのが現状ですね。
受験科目が数学I・Aを含む共通テストとなってマニアックな対策が要らなくなれば、国公立組の併願先として早稲田は有力な候補になる。早稲田も国公立を目指す地方の優秀層をもっと取り込みたいから、双方の思いは合致する。
こうなれば、文系でも数学が必須となり受験科目が増えれば第一希望が国立大学の生徒も受験しやすくなりますね。
確かに文系だからとって数学ができなすぎる人が大学生になれてしまう今の入試制度には疑問があるのでいいことなのかもしれませんね。
まとめ
今のところ決まっているのは早稲田大学の政治経済学部のみですが、こんごこのような入試方法が広く行われるようになれば、地方からの受験のハードルがすこし低くなるかもしれませんね。
なお、今回参照した記事は週刊ダイヤモンドの特集記事の一部です。
367大学1178学部の37年間の偏差値、 志願者数などのデータから長いスパンで大学や学部の序列を大局的に振り返ると、 大学全体の変化や課題が浮かび上がってきます。
平成を総括するとともに、「近未来の3年後」を予想。
第4次産業革命の渦の中で時代が求める学部と学問、 大学教育の向かう先、なすべきことを探りました。
内容気になりますね(笑)
こっちも気になる。