共通テストの英語民間試験が延期になり、各大学から続々と入試についてHPで発表されています。
先日も名古屋市立大学が英語民間試験を利用しない旨発表したことを記事にしました。
早稲田大学の中で唯一共通IDシステムを利用した英語民間試験を活用予定だった政治経済学部が今後の方針を発表しました。
早稲田大学政治経済学部の令和3年度(2021年度)入学者選抜の概要について
以前の予告
これまでの予告では共通IDを利用した英語民間試験を利用し、配点は200点満点中15点を予定していました。
1)大学入学共通テスト(100点)
2)英語外部検定試験(15点)
3)学部独自試験(85点)
早稲田大学政治経済学部は2021年度の入試に関してこれまでも大きな変更をしてきました。
これまでの変更変遷
英語民間試験と共通テストで数学を必須化して驚かせました。
英語民間試験の成績は高1の1月以降に取得したものが使えると発表しました。
→早稲田大学政治経済学部の英語民間試験は高1 1月以降の成績が有効。
もともと30点の配点があった英語民間試験の配点を15点に変更しました。
→最近(2019年6月・7月)の大学入学共通テスト・教育関連ニュース
全く変更のない慶応大学と大きな違いですね。
英語民間試験を活用を取りやめ
一般入試において英語民間試験の活用取りやめました。
それにともない、独自試験の配点を85点から100点に変更、試験時間も90分から120分に変更しました。
1)大学入学共通テスト(100点)
2)学部独自試験(100点)
2021年度入学者のための入試から実施する入試改革について(『大学入試英語成績提供システム』の稼働延期を受けて) – 早稲田大学 政治経済学部
『大学入試英語成績提供システム』の稼働延期に伴う当学部の対応について
https://www.waseda.jp/fpse/pse/assets/uploads/2019/11/13e03036303cd1b8ceba4955398e197e.pdf
早稲田大学の政治経済学部では共通テストは利用しますが、記述問題は数学のみで、国語の記述問題は利用しません。
※新たに英語4技能のうち、 「書く」能⼒を問う問題を設ける予定です。
独自試験でライティングが出題されるようですね。
※学部独⾃試験の配点や試験時間等を変更することに伴い、2020年3月を目途に学部独自試験の サンプル問題を新たに公表する予定です
新たにサンプル問題が公表されるようです。ライティングがどのようなものになるのか気になりますね。
早稲田大学政治経済学部入学者選抜の変更まとめ
早稲田大学政治経済学部は英語民間試験を加点で利用予定だったのでどのレベルで何点加算されるのか気になっていましたが、結局は活用しないとの発表になりました。
共通テストと独自試験のみになったので、受験生としては受験しやすくなったのではないでしょうか?
今後多くの大学で英語民間試験延期による入試内容の変更の発表が有ると思います。
おそらく、英語民間試験が延期になった経緯を考えると、英語民間試験を活用しないという内容に変更されると思いますが、民間試験を活用する場合はすぐに対応が必要になってくる場合もあります。
まだまだ落ち着かない日々が続きますが情報収集をしながら希望する進路が取れるよう準備をしておきましょう。
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