大学入学共通テスト。共通テスト自体は2021年の1月に行われますが、英語民間試験は2020年4月から行われます。さらに多くの受験者が見込まれれう英検S-CBTの予約が2019年9月から始まるので高校生はかなり混乱しているようですね。
英検S-CBTについて詳しくはこちら→(予約金3000円が必要な英検S-CBTの予約申込方法・会場・日程などを整理しました。)
学校によって対応方法も異なっていて、これで本当に「共通」テストと呼んでよいものだろうかと疑問も湧き上がります。
そうは言っても予約開始が迫っているので、どうしようか迷っている高2生も多いと思います。
そこでTwitterで行った英検S-CBT受験予定のアンケートの結果を発表します。
高2生とその保護者を対象としたアンケートで、投票総数は71票です。
ご協力いただいた方ありがとうございました。
【拡散希望】
— クリスマスローズ (@educationmama3) September 13, 2019
高2生の英検S-CBTの予約が迫っていますが、予約をしますか?
わが家は
「英語S-CBTの受験は未定だが予約はする」
になりそうです。
決められない・・・。
高2生・保護者の方、ぜひアンケートにご協力お願いいたします。
せっかくアンケートをしたので結果を検証してみたいと思います。
- 英検S-CBTの予約アンケート結果
- 英検S-CBT席は本当に確保されるのか?
- 英検S-CBT予約申込は掛け捨て保険?
- 迷っている人は少し待ってもいいかも?
- 英検S-CBTの予約高3生の扱い
- 英検S-CBTの予約アンケート結果のまとめ
英検S-CBTの予約アンケート結果
まず、結果を見てみましょう。
番号も振ってみました。
- 英検S-CBT受験予定で予約する :30%
- 英検S-CBTの受験は未定だが予約はする :31%
- 他の検定を受験予定だが予約はする :13%
- 他の検定を受験予定なので予約しない:26%
一部の高校では、証明書を出すので英語民間試験の受験はしなくてもいい(東大は証明書があれば民間試験の受験は必要ない。詳しくはこちら→やっぱりすごい!東京大学。)としているようなので、証明書を利用する場合も4の「他の検定を受験予定なので予約しない」を選んでもらうようにしました。(実際投票者がいたかどうかは不明)
1.英検S-CBTを受験予定で予約する
英検S-CBTで受験を予定しているならそれは予約しますよね。
これは納得ですね。
3割の人が今の時点で英語民間試験は英検S-CBTで行こう!と考えているようですね。
4.他の検定を受験予定なので予約しない
GTECやケンブリッジ英検を受験予定であれば英検S-CBTの予約はしませんよね。
これも納得ですね。
こちらは約25%でした。
2.英検S-CBTの受験は未定だが予約する
高2の9月ですからね~。
まだこの検定にする!と決めきれないですよね。
わが家も実はこれです。
GTECやケンブリッジ英検なども候補には入れているのですが、GTECは申し込み方法や申し込み日程が未定。ケンブリッジ英検は負担が大きいということでとりあえず英検S-CBTを予約しておこうということになりそうです。
GTECが先着順などではなく確実に申し込めるなら、予約金を捨ててGTECにする可能性もあります。
英検S-CBTの申し込みは先着順ですからね。ちょっと怖いです。
こちらの割合は3割。気持ちはすごーくわかります。
しかし、他の検定を受けた場合も予約金の3000円は戻ってきません。
3.他の検定を受験予定だが予約はする
!?
今の時点で他の検定にすることは決まっているが英検S-CBTの予約はするということですね。少しはいるんじゃないかと思っていましたが、「13%」とは驚きました。
どういうことなんでしょうかね?
受ける予定はないけれども万が一他の検定がうまく予約できなかった(先着に漏れたなど?) 時のための保険なのでしょうか?
本命は他の検定だとしても部活のスケジュールの問題で一応押さえておくという話も聞いたことがあります。
このあたり共通テストの闇が明るみに出た形ですね。
当然予約金の3000円は戻りません。
英検S-CBT席は本当に確保されるのか?
投票数の少ないアンケートなので信憑性については少し疑問が残りますが、このアンケートをもとにどれくらいの人数が申し込みをするのか計算してみました。
今回は高2生だけにアンケートを取ったので、センター試験の現役生の割合は リセマムによると約8割だとのことです。
そこで、まず現役生の人数を出してみます。
50万人×0.8=40万人
来年高校生で共通テストを受ける人数は40万人だと推測できます。
その中でアンケートによると英検S-CBTを予約する人は約85%(!?)に上るので
40万人×0.85=34万人
来年の第一回の英検S-CBTを受験する高校生は34万人だと推測できます。
英検協会は予約の2割増しで席を確保すると言っているので
34万人×1.2=40.8万人
端数を切り下げると40万人分の席を確保する計算になりますね。
4月から7月の間に40万人分もの席を用意することができるのでしょうか???
一人に1台PCが必要なので会場にもかなり制限がありますよね。テストセンターを手配すると言っていますが・・・。
このような会場を40万人分、用意できるのかな?
英検S-CBT予約申込は掛け捨て保険?
Twitterを眺めていたら言い得て妙な表現を見つけました。
英検S-CBTの予約申し込みは掛け捨て保険
使うかどうかははっきりしないけれども予約しておけば少し安心できるという意味ではまさにその通りですね。
こういう戦略もありかな?とも思います。
でも、一番いいのは掛け捨てで予約なんてしなくて済むような制度をしっかりと作ることですよね。
迷っている人は少し待ってもいいかも?
中にはまだ予約をしようかどうか迷っている人もいると思います。
予約は先着順ではないので、締め切りの10月7日まですればOKです。
一応、文科省としては大学に9月中に共通テストの利用方法を決定するようにお願いしているようなので、大学の動きを見てから予約するかどうか考えてもいいと思います。
また、GTECも秋には申し込みの詳細を発表すると言っているようです。
その秋がいつを指すのかはっきりしませんが、もしかしたら英検S-CBTの予約を締め切る前に詳細を発表する可能性もあるのでGTECの動きを見てから英検S-CBTの予約をするというのもありだと思います。
英検S-CBTの予約高3生の扱い
これは本当に困ってしまいますね。
予約が始まるまでには英検S-CBT1回目の高3生の扱いが発表されると思っていたのですが、まだなにも発表がありません。
そろそろ動きがあると思うので、待つしかないと思います。
2019年度高校3年生(既卒生含む)の皆様への対応について|2019年度・2020年度英検新方式の実施概要|公益財団法人 日本英語検定協会
英検S-CBTの予約アンケート結果のまとめ
とにかく大学側でも他の検定側でも情報ができっていない中での英検S-CBTの予約。本当に迷ってしまいますよね。
また、高校や部活のスケジュールも分かっていないという問題もあります。
その中でどうするのが一番いいのか考えるしかないですね。時間は10月7日まであります。
また、何かあればアンケートを実施してみようとおみますのでこんなアンケートをして欲しいという要望がありましたがご連絡くださいね。
Twitterで質問箱を設置してみました。
質問箱開設しました。
— クリスマスローズ (@educationmama3) July 7, 2019
何か質問があればどうぞ。
大学入試改革について受験生の保護者として質問に答えます。
その他の質問も大歓迎です。
https://t.co/8OuwPfZ2PX #質問箱 #peing
疑問、質問、愚痴、感想なんでもよいので待っています。
匿名で質問できるので安心してくださいね。
これまで回答した質問はこちらです。本当に悩ましいですね・・・
驚かれるかもしれませんが、塾の説明は大筋で間違っていないと思います。
— クリスマスローズ (@educationmama3) August 25, 2019
英検S-CBTは返金不可の予…
続きは質問箱へ (残り 314字) #peing #質問箱 https://t.co/gek6koI7KM
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