大阪大学が2020年度(平成33年度)の入試の選抜方法を公表しました。
気になる英語民間試験の取り扱いですが、
CEFR A2 以上を出願資格
としています。
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大阪大学の平成33年度からの入試
大学入学共通テストの科目
原則5教科7科目で、国語、数学に関しては記述問題も課すようです。
- 国語→段階別成績表示を点数化
- 数学→マークシート式の得点に加点
国語の段階別成績表示ってなんだろう?△だったら5点。〇だったら10点とかそんな感じでしょうか?
数学の加点は中間点などはないということでしょうかね?
これだけだと詳しいことはまだよくわかりませんね。
英語民間試験
気になる英語民間試験ですが、
出願資格として活用しCEFR A2レベル以上を基準とする
そうですね。
東京大学もCEFR A2レベルがが出願資格となっているので、このあたりが出願資格としては一つの基準となりそうですね。(東大は民間試験を義務付けていません。詳しくは→やっぱりすごい!東京大学。2020年度以降の入学者選抜方法の検討について )
大阪大学では基本的に英語民間試験を義務付ける方向ですが、一方で
今後、特別な事情 等により認定試験を受験できない場合等の取り扱いについても検討し、今年度中を 目途に公表する予定です。
と、民間試験が受けられない場合の救済も用意するようです。
注)救済策が発表されました(2019/7)
特別な事情により「英語認定試験」を受験できない場合の取扱いについて(2019年7月公表)
特例措置を行う「特別な事情」は、以下の4つの場合です。
1. 経済的に英語認定試験を受験することが困難な事情がある場合
2. 離島・遠隔地等に居住している場合、または通学している場合
3. 一定期間海外に在住していた場合
4. 病気等のやむを得ない事情により英語認定試験を受験できなかった場合
特別な事情がある場合は高校の発行する証明書でも出願が可能になりました。
個別学力検査(2次試験)
2次試験では高度な記述問題を出題するとしています。
そして、一部の大学の入試で取り入れられているいわゆる調査書の扱いですが、
学力試験によっては測ることのできない能力や態度をより適切に評価する方法につ いては、本学のアドミッション・ポリシーに掲げる人材像を踏まえ、新学習指導要 領に移行した後の2025年度入学者選抜に向けて、検討を進めていきます
しばらくは保留ということにするようですね。
大阪大学まとめ
東大が英語民間試験を義務付けない方針を打ち出し、他の大学にも影響が広がるかと思われましたが、なかなかそのような大学は出てきませんね~。
それにしても大学によって取り入れ方が本当にバラバラなので、自分の志望校がどのような入試方法をとるのかしっかりアンテナを張って情報を集めたいですね。
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