2021年に行われる大学入学共通テスト第一回目の試験の日程が決定しました。
大学入学共通テストでは記述試験が導入されるため少し日程がずれるのでは?という話もありましたがどうなったでしょうか?
2021年大学入学共通テスト日程
2021年の大学入学共通テストの日程は
2021年1月16日(土)・17日(日)
に決定したようです。
過去のセンター試験の日程
大学入学共通テストの日程は過去のセンター試験と比べてどうなのでしょうか?
共通テストの前の3年間の日程と比べてみました。
- 2020年1月18日19日(第三土日)
- 2019年1月19日20日(第三土日)
- 2018年1月13日14日(第二土日)
センター試験・大学入学共通テストは土曜日・日曜日に行われるのでカレンダーの関係で毎年日付が少しずれているようですね。
2021年も第三土曜日・日曜日に行われるので例年通りと言っていいと思います。
センター試験と大学入学共通テストの違い
日程はセンター試験と大学入学共通テストでは違いがないことが分かりました。
では、違いがあるものはなんでしょうか?
- 英語で民間試験が導入される
- 国語・数学で記述問題が導入される
- 全教科で思考力が試される問題が出題される
と、大きな違い以外の細かい違いを紹介します。
試験時間
記述問題が導入されるため試験時間が長くなる教科があります。
国語:センター試験より20分長い100分
数学:センター試験より10分長い70分
出願手続きや検定料
大学入学共通テスト、2年後の1月16・17日に初実施:朝日新聞デジタル
ニュースの記事によると
出願手続きや検定料などは、大学入試センターが20年6月までに公表する実施要項で明らかになるという。
とのことです。
出願手続きは英語民間試験と紐づける必要があるので確実に変更があるでしょうね。
検定料に関しては国語・数学で記述式問題が導入され、その採点にかなりのコストがかかることが予想されます。
検定料については3つの可能性があります。
- 値下げ(限りなく可能性は低いと思いますが)
- これ以上受験生に金銭的負担をかけられないため据え置き
- 当然値上げ
予想としては値上げかな?今の文科省が受験生の経済的負担に関して配慮する気がしませんから。
問題はいくらくらい値上げされるかですね。
これまでのマーク式ならほぼすべてを機械でできてのですが、記述式問題は採点者を雇ってするようなのでかなりのコストがかかるようですね。それをどこまで受験生に負担させるのか?気になりますね。
国語と数学の試験時間を延長 大学入学共通テスト大綱案 - 毎日新聞
大学入学共通テスト初回の日程まとめ
大学入学共通テストはただでさえ英語民間試験を2回受験するため、センター試験よりも経済的な負担が大きいです。
さらに、受験料がどうなるのか非常に気になります。
日程に関しては例年通りということで、ここは落ち着いていつも通りの準備をしていけばよいようなので少しホッとしますね。
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