英語民間試験に与えると新型コロナウィルスの影響【英検・TOEIC】

新型コロナウィルスでさまざまなイベントが中止や延期を余儀なくされています。

特に卒業式や入学式の中止は、参加要諦だった学生の気持ちを考えると本当に辛い気持ちになります。

このような状況で英語民間試験も少なからず影響を受けているようです。

英検は3月1日に予定されていた北海道地区の2次試験を中止しました。

直前に北海道知事から非常事態宣言が出ていたためでやむを得ない判断だと言えます。

中止になった2次試験は

対象の皆様には2020年度第1回検定、あるいは第2回検定への繰り越し措置（検定料免除により、第1回または第2回のご受験いずれかをご選択いただけます）を講じさせていただくことといたしました。

ということで、2020年の第1回または第2回に振替ができるようです。

他の地域では一部、会場が変更されましたが実施されました。

そして気になるのが4月から始まる英検S-CBTですが、4月受験分はすでに申し込みが終わっていて特別な対応は今のところ発表されていません。

TOEICは3月8日予定してた試験が中止されました。

今回の試験は2020年度中に振替が可能のようです。

また、

お申し込みいただいたことを証明する「申込証明書」を発行いたします。就職・進学等の目的で同テストの公式認定証を必要とされていた方は、ご活用ください。

以上のような対応もされています。

4月にも試験が行われる予定ですが、今のところ実施するかどうかは検討中のようです。

英語民間試験は今では大学入試に利用されることもあります。試験が中止になったことにより影響を受ける受験生も出てきそうです。

一般入試ではありませんが、上智大学の秋入試では英語民間試験を利用できますが、今回の民間試験中止を受けて次のような対応をしています。

受験予定だった試験が中止になった受験生においては、有効期間外（出願期間開始月から遡って2年以上前に受験）のスコアの提出も可とします。

尚、提出可能なスコアを一切持たない方は、残念ながら出願いただくことはできません。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

本来は2年以内のスコアのみ有効とされていましたが、それ以前のスコアも有効となりました。

しかし、これまでスコアを持っておらず、今回の試験でスコアを取って出願しようと思っていた受験生は出願できない可能性が出てきました。

多くの大学で英語民間試験を使った入試が行われています。

スコアを取るタイミングとしては遅く取った方が良い成績が取れますが、あまりギリギリの試験を目指すと万が一の場合受けられない可能性があります。

英語民間試験を利用して大学受験をする場合は受験のタイミングが難しいですね。

こちらでリアルな受験情報を集めることができます。

大学入学共通テスト奮闘記