共通テスト実施まで1年をとっくに切っているので迷走が止まりません。
なんと作問者が例題集の作成し「問題が類推できないからOK」と文科大臣が認めてしまうという前代未聞の大惨事の様相を呈しています。
→入学共通テスト、問題作成委員らが例題集を出版 「疑念持たれる」と指摘受け複数辞任
私もかなり共通テストの情報には詳しいと自負していますが、それでもまだまだ分からない事ばかりです。
そんなか文科省のサイトよりも大学入試センターのサイトよりも共通テストの情報が満載のAERAが発売されます。
★今週発売 AERA
— 石田かおる (Kaoru Ishida) (@kaoruishida) February 18, 2020
大学入学共通テストについて、多く聞かれる疑問点を、大学入試センターのテスト開発の実務責任者に取材しました。
◎記述式見送り後も、数学の試験時間が変わらないのは、問題数が増える?
◎太郎さん・花子さん問題
◎リスニング1回読みはなぜ?
◎学習指導要領との関係は 等 pic.twitter.com/VsYgkl95tq
AERAはこれまでも大学入試改革の問題を丁寧に取材して記事にしてくれていましたが、今回も必見です。
「大学入学共通テスト」開発の実務担当者インタビュー プレテスト「予定していません」/知識の再生より「初見の資料の読み解き」を重視
とにかくどんな問題が出出されるのかよく分からない共通テスト。
今回の記事ではそのヒントが語られているようです。
AERAではこれまでもさまざまな入試改革の問題に切り込んで記事にしてくれました。
大学入試改革「来年は共通テスト」に待った テスト理論の南風原朝和・スピーキングの羽藤由美・国語教育の紅野謙介が鼎談
それにしても共通テストどうなるんでしょう?
センターが設置した「国語問題作成分科会」の委員で、例題集の出版に関わった大学教授らの中には実用文の推進派もおり、辞任したことで出題傾向が変わる可能性もある。
ここまできて出題傾向が変わるなんて聞いてないよ~。
結局実力のある作問者を今の大学入試センターは集めることができないのでしょうね。
このままだと問題の質はセンター試験よりも落ちることは確実です。
こんなゴタゴタを目の当たりにしてまたこの記事を思い出してしまいました。
ぼくたちに入試を受けさせてください。大学入学共通テスト。ひとことで言えばこれは入試ではありません。入試を入試じゃなくする制度です。
このままいくとまともな問題を受験生に受けさせてあげることができないかもしれません。
入試に関わる全ての人に目を覚まして欲しいです。