英語民間試験、国語・数学の記述式問題の白紙など開始前からさまざまな問題が噴出している大学入学共通テスト。
さらにとても残念なニュースが飛び込んできました。
入学共通テスト、問題作成委員らが例題集を出版 「疑念持たれる」と指摘受け複数辞任(1/2ページ) - 産経ニュース
記事によると
国語の問題を作成する分科会の複数の委員が昨年8月、導入予定だった記述式に関する例題集を民間の出版社から発行し、その後、利益相反などの疑念を指摘されて委員を辞任していた
とのことです。
そんなことが起こるんだ!!
とかなり驚いています。
しかも、複数・・・
どうしてこんなことが起こるのでしょうか????
記事には参考書のタイトルも書かれていますね。
これでしょうか?
内容がやはり気になってしまいますね。
例題集では、分科会長らは自分たちが作問に関わっていることには触れていない
とのことなので、テキストを売り上げるために作問者であることは利用していないようです。
しかし、
記述式問題の採点関連業務を受託した民間業者が、PR資料に受託の事実を記載していた
こんな業者もいましたね。なぜか抗議で済まされましたが。
報道された利益相反疑惑の一つ pic.twitter.com/c2bTeY42KL
— 炮筒子 (@paotongzi) January 30, 2020
こちらは作問に関わっていることをはっきりとPRしています。
センター試験ではこのような問題は聞いたことがありません。こんな状態で本当に共通テストを実施するのでしょうか?
2020年2月17日
続報です作問に遅れが出ているようです。