11月1日に英語民間試験の延期が決定しました。
大臣自ら「現状においておすすめできる制度のなっていない」と英語民間試験に問題点があることを認めての延期決定でした。
そこで、国立大学協会の会合では11月29日に各大学ごとに新たな試験方法を公表することを明らかにしました。
公立大学ですが名古屋市立大学が英語民間試験を利用しない旨を発表するなどし、今後の大学の動きに注目が集まっていました。
そんな中、東京大学の副学長が現時点での見解を示しました。
東京大学の英語民間試験に関する報道
英語能力、出願要件は困難 東大入試担当副学長が見解
英語能力、出願要件は困難 東大入試担当副学長が見解 | 共同通信
「民間試験の成績や英語力を証明する高校の書類の提出を、出願要件とするのは難しい」との見解を示した。
英語能力、出願要件は困難
東大が「入試出願資格に英語力の証明」見送りを検討 「前提がくずれた」
東大が「入試出願資格に英語力の証明」見送りを検討 「前提がくずれた」|高校生新聞オンライン|高校生を応援するニュース・情報サイト
「東京大学は去年9月に(英語力を)出願資格として利用する(と発表した)と同時に(民間試験の利用に)さまざまな問題点があることも指摘し、関係者が集まり議論する場を設け、受験生が安心して受験する場を設けてほしいと主張してきた。(システムを延期する文科省の決定は)その検討が不十分で受験生の安心を得るに至っていないという判断だったと思う。関係者ができないという時点で、(東大が)出願資格(の追加)をそのままやるのは難しいと私自身は考えている」
東京大学の英語民間試験に関する報道まとめ
やはり何といっても影響力なる東京大学の見解が他の大学も英語検定試験を使わないという決定を促すものになることを祈っています。
今後学内で審議して方針を発表するとのことで一日も早く見送りを発表して欲しいです。
以前、英語民間試験を使わないとしながらもその1か月後に利用すると方針転換したことがあるので少し心配ではありますが今度こそ信じたいと思います。
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