様々な大学が2020年度の入試方法を発表しています。
中でも英語民間試験の活用方法はとても気になるので、一覧にまとめています。
残念ながら全大学を網羅することはできていません。
民間試験を活用する大学が多いので、活用しないまたは英語民間試験を受けなくても受験できる大学を中心に掲載しています。
情報をお寄せいただければ、記事にしたいと思いますのでよろしくお願いします。
今回紹介するのは琉球大学です。医学部もある国立大学なので英語民間試験の活用方法はやはり気になりますね。
琉球大学の2021年度の入試
琉球大学の英語民間試験の活用方法を紹介します。
英語民間試験を共通テストに加点して活用
琉球大学のHPで
が発表されています。
資料によると琉球大学は2021年の入試では英語民間試験を共通テストに加点して活用するようですね。
加点割合は1割程度
琉球大学では英語民間試験の加点方法については下記のようにするようです。
加点する点数について CEFR 対照表に基づく水準ごとに定め,その最高点が共通テストの英語の成績と合わ せた英語全体の満点に占める割合については,1割程度となるようにします。
現行のセンター試験の英語の得点は200点なので、そのまま当てはめると20点ですね。CEFRのどのランクで満点の20点が取れるのかが気になりますね。
詳細は後日公表
加点となると、英語民間試験でどのレベルを狙うかが重要になってきますが、詳細は後日公表のようです。
加点する最高点及び CEFR 対照表に基づく水準ごとの点数等の具体的な数値は, 共通テストの英語の「筆記(リーディング)」「リスニング」の最終的な配点等の詳細 が大学入試センターから公表された後に定め,公表します。
仮にC1レベルで満点となるとC1レベルが取れる英語民間試験は限られているので、今から対策が必要となりますし、レベルが上がると受験料も高額となりますがどうなるのでしょうね。
詳しくはこちらをご覧くださいね→大学入試の点数をお金で買える時代に!?
そもそも、共通テストでもリーディングとリスニングの配点がまだはっきりと決まっていないのですよね。
試行テストではリーディングとリスニングの配点が5割ずつになっていて驚きましたが正式発表はまだありません。(→大学入学共通テスト試行調査(プレテスト)英語リスニングの配点が激増!? )
記述問題の活用
国語の記述問題については、以下のように活用するようです。
国語の記述式問題については,大学入試センターから段階別評価が示されること になっています。記述式問題の結果は点数化してマークシート式の得点に加点して活用します。
また、加点の割合は共通テストの国語の試験の2割程度だそうです。かなり多い割合ですね。
琉球大学の入試まとめ
沖縄という地理を考えると英語の民間試験が受け辛い受験生も多いと思いますが、積極的に民間試験を活用する方向のようですね。
離島などに住んでいても不公平が無いような試験の運用がされるよう願っています。
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