大学入学共通テスト奮闘記

ゆるい中高一貫校高校2年生が国公立大学を目指します。

浪人するか、しないか?2019年は特別判断が難しい理由3つ

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3月10日の東京大学・京都大学の合格発表で国立大学の前期の合格発表が一段落しますね。

もちろん、中期の合格発表結果、後期試験とその合格発表がまだですし、私立大学でも試験や合格発表を控えている大学が多くあります。

しかし、多くの受験生がそろそろ自分の進路をはっきりさせる時期にきていると言えますね。

残念ながら合格がもらえなかった場合、納得のいく大学に合格がもらえなかった場合は浪人を選ぶ選択肢がありますが、今年の浪人の判断は慎重にする必要があるかもしれません。

 

2020年も私立大学の定員厳格化の影響は大きい

2016年あたりから始まった私立大学の定員厳格化。

数年の間に私立大学の合格者は減らされ続けてきたので、今年あたりは昨年並みの合格者数になると予想されていましたが、実際は昨年よりさらに合格者をしぼる大学が続出しました。

 

しかも、定員をオーバーしたら補助金カットではなく、定員より少なければ補助金アップという方針に転換したのでこれはもう合格者が増えるわけがありませんね。来年も厳しさが続くと予想されます。

 

次年度からの入定厳格化、0.9~1.0倍のインセンティブのみ導入 | 大学改革を知る | Between情報サイト

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AO・推薦を選ぶ受験生が増えそう

大学としては定員管理のために確実の入学してくれる推薦入試やAO入試の枠を増やすことが予想されます。

受験生側としても今までは指定校推薦の枠が余っていた高校もあると思います。

しかし、これだけ厳しい入試ならある程度納得のいく大学であれば指定校推薦で決めてしまおうという生徒が増えているようです。

また、付属校でこれまでは外部の大学を受験していた生徒の中でそのまま付属の大学に進学するパターンも増えているようです。

このような状況でますます一般入試の難易度は高くなると考えられます。

また、AO・推薦入試については現役生だけが対象のものと浪人生も対象ものがあるので、浪人したとしても積極的にAO・推薦入試の情報を集めることをお勧めします。

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センター試験のラストイヤー

そして、現高2生が高校に入学当初から予備校や高校で嫌というほど耳にしているのが、センター試験のラストイヤーだから絶対に浪人できないという話です。

現高2生は現役で大学に合格することを前提に大学受験を考えている生徒が多いようで、そのための準備も他の学年よりも熱心にやっているそうです。

 

edumama.hatenablog.com

 

東進で実感した現高2生・高1生の危機感

来年の入試が厳しそうだぞと感じることが東進でありました。

うちの息子は無料招待講習に過去に何度も通っています。

 

昨年までは勧誘の保護者面談があった

もちろんこの無料招待講習は生徒を集めるためにやっているので、講習が終わると毎回時期のカリキュラムと金額が書かれたプリントをくれたり、実際に授業をみせてくれたりしていました。

その後、保護者に電話があり保護者面談を求められていました。

 

今年は保護者面談なし

しかし今回はカリキュラムのプリントもなければ保護者面談もありませんでした。

本人に聞いてみると、「もし、これから通うのだったら早めに申し込みをしてね」と言われただけで「考えてみます」と答えるとそれでおしまいになったそうです。

 

東進に申し込みが殺到しているらしい

息子の話によるとかなり申し込みが殺到していて、早く申し込みをしないと他の校舎に回されることもあるようだとのことでした。

おそらく、高2生・高1生がかなり危機感をもっていつもより早めに予備校に通い始めているのではないでしょうか?

昨年は予備校が定員の都合で入れないというニュースもありましたが、今年は現役生も予備校に殺到するかもしれませんね。

 

「A判定」でも不合格 増える浪人生、入学断る予備校も:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 

浪人するか?しないか?2019年の判断は難しい

ここまで浪人にネガティブなことを書いてしまいましたが、そもそも合格者が絞られているので私立大学なので、国立大学を目指す場合の影響は限定的です。

さらに、実力のある生徒が推薦などで決めてしまい難関大学をチャレンジしなくなることを考えると難関大学はむしろチャンスともとらえることができそうです。

最終的に浪人するかしないかは本人のやる気に任せるしかないと思うのですが、今年は例根とは違うということは知っておいた方がいいと思います。 

 

他の方のブログの記事もとても専門的で参考になるので、ぜひ読んでみてくださいね。 

shukaijo.hatenablog.com

 

www.manebi.tokyo

 

 

www.blogsakyou.com

 

 

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