大学入試では国公立大学の合格発表が行われていますね。
今日も多くの大学で発表があり大きな桜を咲かせた受験生も多いと思います。
そんな中、3月8日から公立大学の中期日程の試験が始まるようです。
前期日程・後期日程はよく聞くのですが、中期日程はとはなんでしょうか？
気になったので調べてみました。
こちらのサイトを参考にしましたよ。
大学入試、中期日程とは？
国公立大学の入試は「分離分割方式」という方法をとっていて、前期試験と後期試験に出願できます。前期と後期は同じ大学でも違う大学を出願してもOKです。
基本的に国公立大学を受験するチャンスは前期と後期の2回ですが、一部の公立大学では中期日程で試験を行うので、うまく利用すると国公立大学を3回受験することができます。
チャンスの少ない国公立大学の試験を3回受けることができるのは嬉しいですね。
スタディサプリ進学で
名古屋市立大学 の入試情報を見てみたところ確かに中期日程の入試が行われるようで、入試日は3月8日となっています。
国公立大学の薬学部は特に人気の高い学部なので中期日程をうまく利用して受験の機会を増やしたいですね。
大学入試、中期日程の注意点
うまく利用すればとても有利に受験を勧められそうな中期日程ですが、注意点があります。
日程はこちらのサイトを参考にしました。
前期日程と中期日程の併願
前期日程で合格して入学手続きをしてしまうと中期・後期日程での受験が無効になってしまいます。
第一希望が前期日程なら問題がないのですが、中期・後期日程が第一希望の場合は注意が必要ですね。
第一希望が前期日程、第二希望が前期日程の場合
前期日程で合格すれば第一希望なのでそのまま手続きをして中期・後期日程は受験をやめるとうことができます。
前期日程不合格の場合は中期・後期日程の試験で合格の可能性が残されています。
第一希望が中期・後期日程、第二希望が前期日程の場合
第二希望の前期日程で合格して手続きをしてしまうと第一希望の中期・後期日程の受験が無効になってしまうので手続きをするかよく考える必要があります。
前期日程不合格の場合は中期・後期日程の試験で合格の可能性が残されています。
中期日程と後期日程の併願
中期日程と後期日程の両方を受験した場合は、合格発表と手続きの締め切りがほぼ同時なため、両方の合否を確認してどちらに行くか選ぶことができますよ。
2019年の中期・後期試験の日程
中期日程
試験：3月8日～
発表：3月20～23日
入学手続期限：～3月27日
後期日程
試験：3月12日～
発表：3月20～24日
入学手続期限：～3月27日
前期日程の入学手続きの締め切りがは月15日です。
前期日程に合格していて中期・後期に受験する大学が第一志望の場合、中期・後期の試験の手ごたえをによって、前期日程の入学手続きをするかどうか考えることもできますね。判断は難しそうですが。
大学入試、中期日程を実施する大学
志望の大学が行っているならぜひ利用したい中期日程ですが、数はそれほど多くありません。
学部も限られているので志望する大学学部が中期日程の試験を実施するかどうか、事前に調べておくと対策がしやすいですね。
2019年度中期日程の試験を行う大学を紹介します。
こちらのサイトを参考にしました。
釧路公立大学
経済学部
秋田公立美術大学
美術学部
高崎経済大学
経済学部
長岡造形大学
造形学部
金沢美術工芸大学
美術工芸学部
美術学科日本画専攻・ 美術学科油画専攻・ 美術学科彫刻専攻・ 美術学科芸術学専攻 ・ デザイン学科・工学学科
公立小松大学
全学部
都留文科大学
全学部
公立諏訪東京理科大学
工学部
長野大学
全学部
長野県立大学
グローバルマネージメント学部・健康発達学部
岐阜薬科大学
薬学部
静岡県立大学
薬学部
名古屋市立大学
薬学部
大阪府立大学
工学部
兵庫県立大学
理学部
奈良県立大学
地域創造学部
岡山県立大学
情報工学部
山陽小野田市立山 口東京理科 大学
工学部・薬学部
新見公立大学
健康科学学部地域福祉学科
山陽小野田市立山 口東京理科大学
工学部・薬学部
下関市立大学
経済学部
大学入試、中期日程まとめ
受験校を決定する時に中期日程の大学もあることを知っておくことで戦略的に受験ができそうですね。
数が少ないので大学によってはかなりの倍率になるようですが、少しでもチャンスを増やすために利用するのもありだと思います。
中期日程の試験を行う大学学部は年によって変わってくるので常に情報を集めることも大切ですね。
各大学の情報を集めるためにはまずは気になる大学の資料請求から。
入試方式や試験日程・試験科目など早めに知っておいた方が良い情報満載です。
→【スタディサプリ進学】大学パンフ請求で図書カードを全員にプレゼント
リアルな受験体験記・受験情報満載です。
