信州大学と言えば首都圏から比較的近い場所にあり、国立大学ということでとても人気のある大学ですね。そんな信州大学が入試改革について発表しました。
この記事では大学入学共通テストに関わる部分を紹介します。
調査書を点数化
面接等を実施し ない入試では,調査書を点数化し,大学入学共通テストの得点,個別学力検査の得点と 合わせて入学者の選考に利用します。
詳細はまだ決まっていないようですが、調査書を点数化して選考に利用することは決定しているようですね。どのように利用するのかとても気になりますね。超進学校と普通の学校では成績の付き方なども変わってくると思うのですが、どうなるんでしょうかね?
高校3年間の主体的,能動的な学 びが集約された資料として入学者 選抜に利用(合否判定において調 査書の「全体の評定平均値」,「各 教科の履修状況」及び「指導上の 参考となる諸事項」等を総合的に 判断し,試験得点に加算)
とあるので、1年生の成績から入試に利用されるようです。現高校1年生は今から全く気が抜けませんね・・・。
英語民間試験の受験必須
英語認定試験を入学者選抜 に利用することとしています。
一般選抜では大学入学共通テストを利用し、英語の民間試験も必須とのことです。ただ、学校推薦型選抜では大学入学共通テストも必要ないようです。
英語民間試験を出願資格に
出願資格(CEFR段階「A2」以上)と して活用するとともに,大学入学 共通テスト(英語)の一部として活 用
教育学部英語教育コースでは英語民間試験を出願資格としています。英語の教育者を目指すコースとしはA2未満の受験者は受け入れられないということでしょうかね。ただ、A2というのはそれほど高いレベルではないので(英検で言うと準2級レベル)、あくまで最低限ということでしょうか。
少しずつ、大学での活用方法が発表されていますね。志望校の情報はもちろんのこと、他の大学の情報も集めてみるとトレンドのようなものが見えてくるかもしれませんね。