大学入学共通テスト奮闘記

ゆるい中高一貫校高校2年生が国公立大学を目指します。

日本再興戦略

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筑波大学の先生落合陽一氏の著書です。テレビでもご活躍されていますね。ご出演の情熱大陸も見ました。カレー飲んでましたね(笑)

日本再興戦略

 

 こちらの本も本屋さんに平積みにされていて多くの人が手に取っていましたよ。私も読んでみました。

私には難しくて「ちょっと、何言ってるのかわからない?」という部分もありましたが、落合氏の今現在の考えがわかるような気がしました。あくまでも今現在の話でこれからどんどんアップデートされていくでしょうから、これからも楽しみですね。

さて、様々なことが書かれていますが、その中でも教育について取り上げてみたいと思います。

新しい日本で必要な2つの能力として

ポートフォリオマネジメントと金融的投資能力

をあげています。ポートフォリオマネージメントとは一つの専門的な職業のみだけではなく複数の職業を組み合わせてることですね。複数の職業を持った上で、コストがかさむ仕事と利益を多く生む仕事ををうまくマネジメントしていくことが必要だと述べています。確かに変化の激しい時代に職業が一つというはリスクが高すぎますし、複数の職業を持つことでより広い視野が得られるかもしれませんね。実際に落合氏は大学准教授以外にもいくつか職業を持っていてその利益によって大学の研究も続けることができているそうです。

そして、金融的投資能力ですが、これからは時代感覚をつかむの能力が必要になるようです。その能力は実は投資能力に近く、「何に張るべきか」を予測する能力としています。

確かにこれからの時代、新卒で入った会社に定年までいる確率ってものすごく低いのではないでしょうか?その中では行くかの仕事を持ち、また、今後どうなるかを予測し行動してく能力というのは本当に大事ですよね。

そのために、幼稚園にはいく必要がない!センター試験をやめよ!などいくつかの提言をしています。高校に関しては大学受験の準備だけに費やすのはもったいないとし、この時期に社会とつながることが大切だと述べていました。これは本当にその通りでしょうね。うちの息子にもいろいろな体験をして将来何をしたいかじっくりと考えてほしいですね。

その他私が気に入った部分は

人間にできてAIにできないのはリスクをとること

自分探しではなく、自分ができることから始める

といったところですね。とにかく、何事にも挑戦して今できるから始めること!それが未来をひらいていくのだという熱いメッセージを感じました。

私が保護者としてできることはとにかく古臭い価値観を捨てること!

いい大学に行って大企業に入ればよい!公務員になればよい!難しい資格を取ればよい!などといったことを決して押し付けることの無いよう肝に銘じたいと思います。