国立大学協会が「大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題の活用に関するガイドライン」を公表しましたよ。
一般社団法人 国立大学協会 <新着情報>提言等「大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題の活用に関するガイドライン」の公表について
詳しくは上記のサイトを穴が開くほど見ていただければと思うのですが、独断で私が気になるところを取り上げます!
まず、英語の民間試験についてです。
(認定試験結果の活用)
新テストの枠組みにおける認定試験結果の活用については、各大学・学部等の 方針に基づき、次の方法のいずれか、または双方を組み合わせて活用することを 基本とする。
① 一定水準以上の認定試験の結果を出願資格とする。
② CEFRによる対照表に基づき、新テストの英語試験の得点に加点する。
「次の方法のいずれか、または双方を組み合わせて活用」と書いてありますが、東大が公表しているように、いずれも合否判定には活用しません!!!!というのはOKなのでしょうかね~?
CEFRによる対照表に基づき加点する点数等の具体的な設定については、各大 学・学部等が主体的に定めることとする。
はい、丸投げですね。民間試験を導入することだけは決めてあげたからどう評価するかは各大学にお任せよ!
次に、記述式試験について。
(国語の記述式試験結果の活用)
(一部省略)
段階別成績表示に基づき加点する点数等の具体的な設定については、各大学・ 学部等が主体的に定めることとする。
はい、出ました(笑)「各大学・学部等が主体的に定める」、丸投げですね。はい。
(数学の記述式試験結果の活用)
数学の記述式の段階別成績表示については、正誤のみの判定である
部分点はなしなんですね。配点も従来のマークシートと同様のようですね。なるほど。
すこしずーつ全容が見えつつありますが、今できることはしっかりとした基礎学力をつけることでしょうかね~?
これは、大学側の負担も相当なものになりそうですね。