大学受験系(!?)のブログを見るのが好きな私、いくつかのブログを見させていただいて、参考にしています。
その中で、ちょこちょこ話題にあがっている東進の数学特待制度についてちょっと書いてみたいと思います。
東進の数学特待制度とは?
中学生対象の特待制度で基準を満たせば
高一まで必要な数学講座がすべて無料で受講可!
と素晴らしい内容なのです。
どんな授業をうけることができる?
具体的な内容としては
高1のうちに数IIIまで、すなわち高校数学全範囲の修了を目指します。
とのことです。すごいですね!これは、もう通うしかないでしょう。
数学特待制度のカリキュラムでは、高1のうちに数IIIまでの範囲を履修できます。東進の数学の通期講座80講座以上から選べるんですね。
費用はかかるの?
①数学通期講座(90分授業×20回ほか)(通常75,600円~)→無料 高1で数Ⅲまで修了します。そのために必要な通期講座の受講料は、すべて無料です。
②高速マスター講座、基礎力養成「数学計算演習」(通常75,600円)→無料
③入学金(通常32,400円)→10,800円
④担任指導費・模試費(通常最大計43,200円)→無料
入学金として10800円かかるようですが、それでも数学の授業通い放題は魅力的ですよね。
学年によっては中学数学範囲から学習できるで、中1のお子さんでもやる気があればチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
東進の数学特待の条件・基準とは?
とっても魅力的な数学特待ですが気になるのが特待の基準ですね。
- 以下のいずれかの基準を満たす生徒
- 1)通知表(通信簿)の直近の評価で数学が5段階評価の「5」であること
- 2)「全国統一中学生テスト」もしくはその他模試にて、成績優秀であること
- ※中高一貫校に通っている場合、個別にご相談に応じます。お気軽に校舎にお問い合わせください。
とHPに表記がありました。学校の成績が5かまたは模試の成績が優秀ならOKなのね!とかなりその気になっていたのですが、実際は学校の成績だけでなく模試の成績がかなり重視されるようでした。
わが家の場合
結果から言うとうちの息子は数学特待制度の基準に達していないとのことで、この講座は受けることができませんでした(涙)
東進の無料講習には2回ほどお世話になっており、本人も気に入っていたので、そのまま特待制度を利用したいと考えていました。
しかし、一緒に通っていた友達は無料講習中に声がかかったのに息子には声がかからず、講習終了時に「次の全統中の結果が良かったら特待とれるかも」との話があったようです。
残念ながら次の全統中の結果も振るわず・・・。詳しくはこちらの記事をご覧ください(→いまさらですが、東進の全統中の結果 )
息子の学校にはこの特待制度を使って東進に通っている子がたくさんいて、その話を聞いて本当にがっかりしてしまいましたよ~。
校舎によって基準は違う?
そして、校舎によって基準が違うこともわかりました。(同じ模試での偏差値でいうと5くらい差があるとかレベルが低いと言われている模試でもOKにしている校舎もあるなど。)
2017年の話なのですが、息子校舎(東進直営)では東進の模試の数学の偏差値65以上、知り合いの校舎(東進提携塾)では偏差値60以上が基準でした。参考にする模試の種類も違っていました。
あくまで私の周辺地域での話になりますが、地元密着の塾に併設された東進の基準は直営校よりも緩い感じがしましたね。
受講条件も少し違う(高2以降の強制受講など)ようなので、検討されている方は実際に校舎に行って話を聞いた方がいいかもしれませんね。
また、校舎に定員が設けられているようなのでタイミングによっては難しいのかもしれません。ブログで定員を公表している校舎がありましたが、かなり少ない人数でした。
東進の数学特待の申し込み方法
自分で申し込む
まず、自分から問い合わせて申し込むことができます。その際、学校の成績表と全統中などの模試の結果が必要になります。どの模擬試験が対象になるのかは地域にもよるのでご確認くださいね。東進の無料招待講習に申し込んだ際に受けたテストなども参考にされるようです。
塾から直接声がかかる
または、優秀なお子さんだと無料講習を受講中や、東進のグループの塾に通っている場合でも声がかかることがあるようですね。
認定証が届く
全統中受検後に数学特待の認定証が届くことがあるようです。全統中で数学の成績が良いと届くようですね。
数学特待に興味のある方は試しに全統中を受けてみるといいかもしれませんね。
東進の数学特待の実際の運用・評判
実際に通うようになったらどのような運用になるのか気になりますよね?
これがかなり校舎によってばらつきがあるようです。私が実際に耳にした話とネットでの情報を総合するとこんな感じです。
- 週3回通うことが必須
- 通塾回数に指定なし
- 自宅受講ができる
- 自宅受講ができない
- 高2になる時に必ず続ける(有料)
- 模試は必ず受ける
- 進級時認定更新(成績によっては更新されないことも)
上記のような運用がされているようですが、とにかく校舎により違うので実際に通う場合はしっかり確認が必要ですね。
ここまでの情報は2017年秋の話です。現在は基準や受講内容など変わっている可能性がありますので、興味のある方は直接東進にお問い合わせください。
そういえば、東進の無料講習の申し込みに行った時に「〇〇中学(地域一番の中高一貫進学校)のお子さんもたくさん通っていますよ」と言っていたな~。もしかしたらこの特待制度を利用したお子さんも含まれるのかもしれませんね。
こういう話を知ってしまうと、お金を出して東進に通うのが嫌になってしまう私。
そうよ、そう!東進だけが予備校じゃないわ。
東進がダメならスタディサプリをやればいいじゃない!
同じ映像教材だしねということで、息子にはスタディサプリを絶賛おすすめし、現在受講中です。
映像授業だし、家でできるしいいことずくめですよね~(強がる私)
追記:
我が家では東進の数学特待に認定されなかったので、実際の授業などの情報がないのですが、ありがたいことに実際に受講されている方のコメントが寄せられています。こちらはとても参考になりますのでぜひ下のコメント欄もご覧くださいね。
追追記:
中学生の時数学特待は取れませんでしたが、高校生になり全統高を受けて「難関国立文系コース」なるものの認定を受けました。得点の内容は数学特待と比べ物になりませんが、数学特待がダメでもその後もいろいろ特待はあるみたいですね。