11月10日・11日にの2日間にわたって第2回大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)が行われたようですね。
大学等で8万人の高2・高3生が受験したようでかなり大掛かりな調査となったようです。
大学入学共通テスト、日常生活も題材 思考力問う
大学入学共通テスト、2回目の試行調査終了 8万人参加
試験の内容や難易度などは詳しいことは私にはわからないのですが、ちょっと気づいたことを紹介します。
大学入学共通テストの試行調査の英語の配点
大学入学共通テストの英語といえば英語民間試験が話題に上りますが、大学入学共通テストの問題にも大きな変化が表れています。
今までのセンター試験では
- 英語(筆記)::200点
- 英語(リスニング): 50点
という配点であるのに対し
- 大学入学共通テストの試行調査では
- 英語(筆記)::100点 英語(リスニング): 100点
となっています。
センター試験では筆記に対するリスニングの割合が4分の一だったものが、試行調査では同等になっています。
これって大きくないですか!?
細かい文法事項をひたすら覚えるのではなくて、聞いて理解する力が求められるということですかね?
もちろん大学によって筆記とリスニングの点数配分に違いがありますが、今からリスニングに力を入れた方が良さそうですね。
大学入学共通テストの試行調査で会話・図表・グラフから読み取る問題
どの教科にも共通することですが、
会話・図表・グラフ
を読み取って解答する問題がとても多いです。
難易度が上がったのかどうかは私にはわかりませんが、いろいろな情報を参考にして解答しないといけないので、今までと違う対策が必要になりそうですね。
少し中学受験の入試問題に似ているように思えたのですがどうでしょうか?中学受験組が有利なのでは?とちょっと思ってしまいました。
まとめ
来年3月に結果が公表されるようです。
前回よりも解きやすい問題だったようですが、どのような結果が出るのか気になりますね。
今回の調査を踏まえて本番での出題が検討されるようですね。