大学入学共通テスト奮闘記

ゆるい中高一貫校高校2年生が国公立大学を目指します。

母(私)の大学受験反省会

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以前の記事で、息子の大学受験に私がどうしてもこだわってしまうということを書きましたが、今回はなぜ私がこだわってしまうのかについて書きたいと思います。 

edumama.hatenablog.com

 20年以上も前の昔話なので、今回も関心のない方はぜひ読み飛ばしてくださいね。

私が通っていた高校は地方の2番手校といわれるような学校です。2番手と聞くとなかなか上位の学校なのではと思われるかもしれませんが、そもそも高校の数が少ないのでごく普通の四年生高校といわるような学校でした。

特に女子は9割が短大や専門学校へ進学していたので、1年生の時に数学につまづき志望校を国立大学から私立大学に変更することを教師に伝えた(相談でさえありませんでした。)時も「はい、わかりました。」でおしまいでした。

学校での進路指導のようなものや大学入試のための補修はほぼ0でした。

そこで、予備校に通うことにしましたが、私が高校生のころといえば予備校には浪人生があふれていて、人気講師の授業は平日の昼間に行われ高校生は授業に出ることができませんでしたし、100人以上が入れる大教室での授業というのもどうかな?と思ったので大手予備校ではなく現役生対象の予備校に決めて通うことにしました。

そこではチューターといわれる担任が進路指導をしてくれるはずなのですが、なんせ生徒の人数が多いので、わざわざ自分から予約を取らないと面談が受けられないし、私の担当のチューターの出身校が私の希望する大学よりも偏差値的に下の大学だったので「この人の話を聞いても参考にならない!」と当時偏差値至上主義の私は思ってしまったのです。

今考えると、出身校がどこであろうが予備校で働く受験のプロの話は聞く価値があるはずなのにその機会を自らフイにしてしまいました。

今のようにインターネットもなかったので何の情報もないままがむしゃらに勉強して、得意科目(好きな科目)を伸ばすという作戦に出て、結果として第一志望を含め多くの試験で撃沈してしまいました。

例えば得意な科目の偏差値を60から65にあげるよりも苦手な科目の偏差値を50から60にあげる方が楽で効果も大きいのですが、逆を行ってしまいましたね・・・。

しかも、私の苦手な科目は英語!!これは本当に最後の最後まで足をひっぱりまくり、模試の判定ではA判定が出ていたところもボロボロと不合格になってしまいました。

英語の配点や難易度の高い大学を受けてしまったのが敗因ですが、当時は試験の配点など全く気にせず、フィーリングで大学を選んでいましたね。チーン。。。

なんだかんだあって何とか大学生にはなれたのですが、そこで知って驚いたことが、周りのみんなは学校や予備校で適切なアドバイスを受けて戦略的に入試に臨んでいたことです。こりゃ、ダメなはずだ(笑)

高校生時代の私、今の言葉で言えば明らかに

情弱(情報弱者

だったのです。

運よく大学生になれたのでよかったものの一歩間違えたらと考えると今でも怖いくらいです。

今、高校生の私に言いたいことがあるとするならば、(大学受験に限る)

数学はあきらめるな!

物理ができなくても国立大学は受験できるよ!

英語を勉強しろ!

英語の配点の高いor難しい大学は受けるな!

ですかね?この4つのことを教えてくれる人がいたら、きっと私の大学受験は大きく変わっていたと思います。おそらく良い方へ。

他人のせいにするのもよくないとは思うのですが、高校生の私に学校の先生でも、予備校のチューターでも、親でももう少しアドバイスをしてくれたら良かったのになという思いが今でもあります。

そして、子供ができたら同じ思いはさせたくない!!という気持ちが大きくあり、今に至ります。

そして、ついついついついあーだこーだと口出しをしています。タイトルにもなっている「塾なしで」というのも私の方針です。

塾に関しては生徒として、また、講師としてかかわった経験から「塾なし」で今のところ頑張っていますが、長くなってきたのでまたの機会に書きたいと思います。