大学入学共通テスト奮闘記

ゆるい中高一貫校高校2年生が国公立大学を目指します。

誰のための入学試験なのか???

スポンサーリンク

昨日、大学入試英語成績提供システムに参加が認められた検定が発表されたことを記事にしました。 

edumama.hatenablog.com

 この記事を見たときは、まあこんなものかな~。と思っていたのですが、様々なニュースを目にするにつけ怒りがわいてきましたよ!!!

怒りのものとになったのはこのニュース

www.nikkei.com

公平性に問題があることは、百も承知でその中で受験生にできることは自分ができるだけ有利になるような試験を選ぶことだろうなと半ばあきらめの境地でしたが、これはどうなの~?

試験の検定料は6千~2万5千円程度と差があった。比較的安いGTECと英検は、実施体制を厳格にするため現行より3~8割程度高くなる。

 って、なんだってー!?そもそも今までの実施体制で行われていた検定結果が多くの大学の入学試験や入社試験の対象になっていて問題もなかったのに、なぜ突然「実施体制を厳格」にする必要があるのだろうか???

ただでさえものすごいお金が動くのにさらにそれを値上げだなんて・・・。比較的受験料が高い検定の値下げを検討することはできないのでしょうか???

でも、高いから受けない!とはいかないこのジレンマ。足元見られてるわね。

それでさー、試験の対策もして高い受験料を払ったとしても配点割合は最大「試験の1割」。0の大学だってあるんだから本当にやってられないわ!

 

mainichi.jp

さらにいろいろな記事をあさっていたら上記の記事なんて、本当にぼろくそ言ってるよね(笑)。笑い事じゃないんだけどさ。

要件を満たすために試験官を増員することなどから、英検は認められた方式が現在の方式より1700円程度、GTECも同程度高くなる。文科省は「経済的に困難な受験生」や「障害のある受験生」への配慮を求めているが、どの実施団体も「検討中」「今後公表する」との表現にとどまっている。

 値上げは決定だけど、経済的な公平性については検討中だってさ。

 

www.asahi.com

「読む・聞く・書く」の3技能を1次試験で、「話す」を2次試験で測る現行の英検は、「1回の試験で4技能全てを評価する」という要件を満たさず、不合格となった。日本英語検定協会は1回の試験で4技能を測る試験も3タイプ申請し、これらは合格した。ただ、人手や設備の問題で、従来型のようには多数の高校を会場にできない見込みだ。

 英検は今とは方式が変わって会場を押さえるのが大変になったということね。

 

mainichi.jp

英検は「読む・聞く・書く」を測る1次試験の合格者のみが「話す」の2次試験を受ける現在の方式は認められなかったが、18年度以降に始める4技能全てをコンピューターなどを使って試験する方式が対象になった。

新方式は、スピーキングもコンピューターで受験するのね。って、これ、対策というか慣れが必要になってきますよね?

 

本当にこれ、混乱待ったなし!ではないですか?

英語だけではなく、数学や国語にも記述式が加わるし、自己採点とかまともにできるのかという問題もあるしなんだかな~。

受験生には落ち着いて勉強に専念できる環境を与えてあげたいですよね。本当にこの入試改革は誰のためなのか?偉い方達にはよく考えてもらいたいですね。